【7月9日開催】基礎力向上セミナー第4回 教育旅行のトレンド―探究型学習と安全管理の最前線(開催案内)

「学校から『探究学習』をしたいと言われるが、具体的に何をすればいいか分からない…」
「昨今の事故のニュースを見て、自分たちの地域の安全管理体制に不安を感じている…」
教育旅行の受け入れにおいて、時代の変化に伴う新たな課題に直面していませんか?

一般社団法人全国農協観光協会では、農泊地域の経営力を高めるための「基礎力向上セミナー(全11回)」を開催しています。第4回のテーマは「教育旅行のトレンド」です。

今回は、全国の教育旅行事例に精通する花垣紀之氏(一般財団法人都市農山漁村交流活性化機構)と、徳島県・にし阿波エリアで世界農業遺産を活かした先進的な教育旅行を展開する福永晃大氏(一般社団法人そらの郷)のお二人をお迎えします。

今、教育現場では「SDGs」や「探究学習」への関心が高まり、農山漁村は学びの場として注目されています。一方でバス事故などの発生も受け、地域にはこれまで以上に高度な安全管理と運営の透明性が求められています。
本セミナーでは、最新のトレンドを捉えたプログラム開発から、学校に信頼される「命を守る」受け入れ体制の構築まで、理論と現場の両面から詳しくお話しいただきます。

選ばれ続ける地域になるための必須知識を学べる回です。ぜひご参加ください。

目次

開催概要

開催日:2026年7月9日(木)
方法:Zoomを使用したオンライン開催
時間:13時30分~16時30分
※後日アーカイブ配信も行います。アーカイブ配信ご希望の方もお申込みフォームよりお申し込みをお願いいたします。

講師

今回講師としてお招きしたのは、全国の教育旅行の動向を熟知する花垣紀之氏と、地域DMOとして現場の最前線で受け入れを統括する福永晃大氏です。

花垣氏は、農林水産省が制作した「農泊“教育旅行”受入手引き」にも深く携わり、全国各地の農山漁村で指導・助言を行ってきた第一人者です。本セミナーでは、マクロな視点から学校現場が今本当に求めているものや、地域が整えるべきコンプライアンスの重要性について解説いただきます。
福永氏が所属する「そらの郷」は、徳島県にし阿波エリアで25年の民泊受け入れ歴史を持ち、現在は「ESD(持続可能な開発のための教育)推進拠点」として年間約7,000人泊もの学生を受け入れています。世界農業遺産である「傾斜地農耕システム」を題材にしたPBL(課題解決型学習)プログラムの構築や、徹底した安全対策・緊急連絡体制の運用など、現場のリアルな知恵をお話しいただきます。

一般社団法人そらの郷のWebサイトはこちら↓
https://nishi-awa.jp/soranosato/
農林水産省が制作した教育旅行受入手引きはこちら↓
https://nouhaku-assist.com/wp-content/themes/nouhaku-assist/assets-matching/pdf/1.pdf

講師プロフィール

花垣紀之(はながき のりゆき)氏

財団法人都市農山漁村交流活性化機構(まちむら交流機構)
業務部 探究的学習チーム長

1971年、神奈川県川崎市生まれ。
1994年に(財)農林漁業体験協会に入職し、組織改編を経て、(一財)都市農山漁村交流活性化機構(まちむら交流機構)に勤務。2007(平成20)年度に、総務省・文部科学省・農林水産省による「子ども農山漁村交流プロジェクト(学校による農山漁村体験交流の推進等)」の普及に関わり、教育旅行民泊の受入地域協議会の登録制度の立ち上げを進めた。
学校教育による子供農山漁村体験交流に関する取組みや事例に精通しており、国・県等による子供農山漁村体験交流の専門家として就任する他、全国各地の農山漁村の受入整備等の指導・助言を行っている。
所属する団体では、国内旅行取扱管理者として、学校による教育旅行民泊等の手配型企画旅行を担当。近年では、私立中学校・高等学校の依頼を受けて、受入地域と調整して「探究的な学習」に関連した現地学習の企画・手配を行っている。
2024(令和6)年度に内閣府「地域活性化伝道師」として登録される。

福永晃大(ふくなが あきひろ)氏

一般社団法人そらの郷 教育旅行担当

徳島県美馬郡つるぎ町出身。徳島県立貞光工業高等学校を卒業後、大阪の大学へ進学。2014年に株式会社ゴールドウインに入社し、2015年より「CANTERBURY(カンタベリー)」に配属。2018年4月に地元へUターンして美馬市役所に入庁し、観光課に配属される。2020年より一般社団法人そらの郷に参画。現在は教育旅行担当として、同地域の受け入れ体制の構築や探究学習プログラムの運営などに携わっている。

本セミナーでお伝えすること

本セミナーでは、教育旅行を「単なる体験」で終わらせず、学校の教育ニーズに応え、かつ地域の安全を守るための具体的な手法を学びます。

「探究学習」に対応するプログラム開発のポイント

学校が訪問地を決める決め手となる「学習テーマ」の立て方を学びます。地域の魅力だけでなく、あえて「地域の困り事」を提示し、生徒とともに解決策を考えるPBL(課題解決型学習)の手法など、そらの郷の先進事例をもとに解説します。

②「命を守る」安全管理とコンプライアンスの徹底

昨今の事故を受け、学校や親御様からも地域の安全体制が注目されています。受入家庭への指導や連携、緊急時の連絡フローの整備や事務局の確実な対応など、信頼を勝ち取るために地域が取り組むべきことと体制づくりを学びます。

③全国トレンドから見る「選ばれる地域」の条件

全国の事例に精通する花垣氏から、近年の旅行費用の高騰やオーバーツーリズム、学校側の意識変化などについてお話いただきます。地域の「当たり前」を価値に変え、多様な組み合わせでリピートへと繋げるための受入体制について紐解きます。

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