【7月22日開催】基礎力向上セミナー第6回 地域産品の販路拡大―ストーリーを描き地域の食をブランド化する戦略(開催案内)

「地域の産品を販路拡大したいが、どこに売ればいいのか分からない…」
「道の駅や直売所以外での新しい販路がなかなか見つからない…」
「こだわって作った商品なのに、思うように売上が伸びない…」

地域産品の販路拡大・販売促進において、このような課題を感じていませんか?

一般社団法人全国農協観光協会では、農泊地域の経営力を高めるための「基礎力向上セミナー(全11回)」を開催しています。第6回のテーマは「地域産品の販路拡大」です。

今回は、群馬県みなかみ町の里山ぐらし体験施設「たくみの里」で魅力的な商品開発を手掛け、「みなかみブランド」の構築に取り組まれてる西坂文秀氏(たくみの里代表取締役)と、宮城県登米市の伊豆沼農産で「農村の産業化」を目指し、地域産品の付加価値化や、地域の食や自然に親しめる企画づくりを実践されている佐藤裕美氏(伊豆沼農産取締役)をお迎えします。

本セミナーでは、地域産品の持つ価値を見つめなおし、国内外の市場において「売れる商品」として展開していくための考え方から、販路開拓の方法など「売れる仕組み」の構築まで、実践的なノウハウを紐解きます。

商品を「つくる」だけでなく、「届け、売り続ける」ための仕組みづくりを考えます。ぜひご参加ください。

目次

開催概要

開催日:2026年7月22日(水)
方法:Zoomを使用したオンライン開催
時間:13時30分~16時30分
※後日アーカイブ配信も行います。アーカイブ配信ご希望の方もお申込みフォームよりお申し込みをお願いいたします。

講師

今回講師としてお招きしたのは、株式会社たくみの里 代表取締役 西坂 文秀(にしさか ふみひで)氏と、佐藤裕美(さとう ひろみ)氏です。

西坂氏はJA職員時代、愛媛県今治市で農産物直売所「さいさいきて屋」を設立。肉も魚も野菜も加工品も、徹底的に「地元産品」にこだわり、年間売上30億円を誇る日本最大級の拠点へと成長させました。
2017年にJAを退職後、群馬県みなかみ町へ移住。経営危機にあった町営施設「たくみの里」の再建を託され、株式会社たくみの里を設立し代表取締役に就任。現在も地域活性化の最前線で手腕を振るっています。
今回は、西坂様が「さいさいきて屋」で培った圧倒的な販売戦略と、現在「たくみの里」で実践している地域資源を活かした再生術の両面から、「人を巻き込み、地域課題をビジネスに変える」ための具体的な手法や考え方について語っていただきます。

たくみの里のホームページはこちら→https://takuminosato.jp/

佐藤氏は、大学卒業後に都市部で広告・企画分野のキャリアを積み、その後、学生時代より関心のあった地域や農業の分野に携わることを決意し、東日本大震災を契機に宮城県へJターン。農業法人・有限会社伊豆沼農産に参画し、企画・広報・商品開発・販路開拓など幅広い分野を担当してきました。同社では、養豚・米作・加工・販売・飲食事業までを一体的に展開する中で、都市圏での経験を活かしたブランディングや商品設計、外部市場との接続を担い、地域産品の価値を「伝わる形」に再編集する取り組みを推進。地域資源を経済循環につなげる実践を重ねてきました。現在は、地域に根ざした農業と都市市場をつなぐ視点から、「生産・加工・販売・体験・交流」を横断した事業づくりに携わり、地域産品を継続的に選ばれる商品へと育てるための仕組みづくりに取り組んでいます。今回は佐藤氏に、都市部での経験と農村現場での実践を踏まえ、「地域産品をいかに市場に届け、継続的な販路へとつなげていくか」という観点から、販路開拓・ブランド構築などの具体的な手法についてお話しいただきます。

伊豆沼農産のホームページはこちら→https://www.izunuma.co.jp/

講師プロフィール

西坂文秀(にしさか ふみひで)氏

たくみの里代表取締役

1961年愛媛県今治市生まれ。1984年、大学卒業後に今治南農業協同組合に入組。営農販売事業、共販・共選の仕事に携わり、集荷場の立ち上げ、部会の統合、新規市場開拓等を行う。1996年に総合集荷場の企画・開発・運営。

当時、専業農家が年々減り、従来型の大規模専業農家支援から兼業農家や小規模農家への支援の必要性を感じ、2000年には越智今治農業協同組合(JAおちいまばり)において農産物直売所を提案し、「さいさいきて屋」を立ち上げる。30坪あまりの小さな直売所から、順調に売り上げを伸ばし、2007年4月には国内最大級の大型施設を誕生させ、設立目的の直売所を核とした農業振興に繋げる。 2017年3月にJAを退職と同時に、群馬県みなかみ町より地域活性化の支援を依頼され同年4月同町へ移住。経営危機に陥っていた(一財)みなかみ農村公園公社の再建を託され、2020年4月に㈱たくみの里を設立。コロナ禍を乗り越え町営施設の経営・運営の改善を推し進め現在に至る。

佐藤裕美(さとう ひろみ)氏

伊豆沼農産取締役

秋田県秋田市出身。大学で事業構想を学ぶ中で、農村や地域振興に興味を持つ。
大学卒業後、広告代理店で法人営業を担当。2013年に(有)伊豆沼農産に企画職として転職。
現在は、農村産業研究所に所属し、視察、研修の受入などの企画や、地域資源を活用した誘客事業等を行っている。

本セミナーでお伝えすること

本セミナーでは、地域産品の販路拡大を実現するために、単なる「売り方の工夫」にとどまらず、商品価値の再定義から販路の検討、継続的な販売につなげる仕組みづくりまでを詳しく学びます。

①地域産品を「選ばれる商品」に変えるブランディングと価値設計

地域にある農産物や加工品を「ただの特産品」で終わらせず、消費者やバイヤーに選ばれる商品へと昇華させるための考え方を学びます。
ストーリー設計、ターゲット設定、価格の考え方など、現場で実践されている事例をもとに、「なぜその商品が選ばれるのか」を設計するプロセスを解説します。

②直販・EC・卸・観光連携など「販路の組み合わせ方」と戦略設計

道の駅や直売所での販売、ECサイトの活用、都市部バイヤーとの取引、観光との連動など、それぞれの特徴と活かし方を整理しながら、地域に適した販路の拡大について学びます。

③継続的に売れ続けるための仕組みづくりと現場運用

一時的な販路開拓ではなく、継続的に取引が続く仕組みをどう作るかが重要になります。
販路拡大の「その後」に起きる課題と、それを乗り越えるための地域側の体制づくりについて紐解きます。

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