【6月24日開催】基礎力向上セミナー第2回 稼ぐ力の土台を作る地域内コミュニケーション(開催案内)

「新しい取り組みを始めたいが、地域住民の理解が得られない…」
「一部の人だけが盛り上がっていて、地域全体を巻き込めていない…」
農泊事業や地域づくりにおいて、このような「合意形成」の壁にぶつかっていませんか?

一般社団法人全国農協観光協会では、農泊地域の経営力を高めるための「基礎力向上セミナー(全11回)」を開催しています。第2回のテーマは「稼ぐ力の土台を作る地域内コミュニケーション」です。

講師には、島根県大田市温泉津(ゆのつ)町で、地域一体となったまちづくりを牽引している近江雅子氏(株式会社WATOWA 代表取締役)と西田優花氏(合同会社現象舎 代表)のお二人をお迎えします。

温泉津町では、町の未来を見据え、住民100人以上を巻き込んだ「温泉津100人会議」や、子どもや孫の代までを見据えた「温泉津100年会議」を開催しました。今回のセミナーでは、この実践事例をもとに、多様な立場の人々が世代を超えて同じ方向を向くための対話のプロセスや、プロジェクトの体制づくりについて紐解きます。

事業を一部の人のものから「地域全体のもの」へと昇華させるためのヒントが詰まっています。ぜひご参加ください。

目次

開催概要

開催日:2026年6月24日(水)
方法:Zoomを使用したオンライン開催
時間:13時30分~16時30分
※後日アーカイブ配信も行います。アーカイブ配信ご希望の方もお申込みフォームよりお申し込みをお願いいたします。

講師

今回講師としてお招きしたのは、世界遺産・石見銀山のすぐ近くにあり、湯治場・港町として栄えた島根県大田市温泉津町で活躍する、近江雅子氏と西田優花氏です。

地域資源である空き家・空き旅館の再生などに取り組む中、二人は地域の未来を住民自らが描き、共有する場として「温泉津100人会議・100年会議」の企画・運営を担いました。この対話の場を通じて、住民のシビックプライドを醸成し、暮らしと観光が両立する持続可能なまちづくりの土台を築いています。

本セミナーでは、多様なステークホルダーを巻き込むコミュニケーション術や、地域内で合意形成を図るためのファシリテーションの工夫など、実践から得られたリアルなノウハウをお話しいただきます。

温泉津100人会議・100年会議の取り組みは以下からご覧ください↓
https://yunotsu-meguri.jp/introduce/yunotsu100-repot01/
https://yamatogokoro.jp/report/59452/

講師プロフィール

近江雅子(おおみ まさこ)氏

浄土宗 西念寺 寺庭婦人
3児の母
株式会社WATOWA 代表取締役
温泉津女子会

1979年生まれ。島根県江津市出身。1999年、20歳で大学を中退し、結婚。2013年に僧侶である夫と、温泉津の浄土宗のお寺の跡を継ぐため温泉津に移住。
2016年に、空家の多い温泉街に明かりを灯すために1軒のゲストハウスをはじめたことから古民家改修に火が付き、今では温泉津町内に8つの施設を改修し、町の課題を解決するための施設を増やしている。観光客、二拠点生活者、移住者たちとまちをつなぐ役割を担いながらまちづくりに取り組む。
【1000年続く地域文化を1日の観光から創り出す】という理念のもと、観光を入口としたまちづくりに奮闘中。

西田優花(にしだ ゆうか)氏

合同会社現象舎 代表社員

2015年 ㈱オールアバウト入社。官公庁及び自治体のインバウンド・アウトバウンド事業に従事し、企画立案、CD(クリエイティブ・ディレクター)を担当。
2021年に合同会社現象舎を設立し、代表社員に就任。2022年に島根県大田市温泉津町に移住。
移住後、町内で「本と喫茶のゲンショウシャ」を立ち上げ運営。2025年には古民家を活用したシェア文庫「本と舍(あらか)」をオープン。温泉津の伝統的建造物群保存地区選定20周年事業におけるロゴ・プロモーション映像等のブランディングを手掛けたほか、温泉津100人会議・100年会議の運営やファシリテーターを担当。
事業の枠にとどまらず、自身も地元の石見神楽温泉津舞子連中の団員として日々稽古に励み舞台に立つほか、自然素材を用いた作家活動を行うなど、自らプレイヤーとして地域に深く入り込みながら、ローカルの価値を世界へ繋ぐ活動を展開している。

本セミナーでお伝えすること

本セミナーでは、「温泉津100人会議・100年会議」の事例を通じて、事業を推進するための地域内コミュニケーションと合意形成の手法を学びます。

①地域を巻き込む「対話の場」のデザイン

なぜ「100人会議」が必要だったのか。町民参加型のワークショップを企画し、世代や立場の異なる人々が本音で語り合える場をどう作り上げたのか。「人の発言を否定しない」といった参加者の安心感を担保するルール作りや、地域の未来像を引き出す問いの立て方など、実践的な場づくりの手法を解説します。

②多様なステークホルダーを同じ方向に向かせる合意形成

「遺したいもの」と「築きたいもの」を言語化し、「湧くで温泉津」という町のスローガンを生み出すプロセスを通じて、地域に共通のベクトルを持たせる方法を学びます。互いの違いを認め合いながら、プロジェクトを地域全体の事柄(自分事)へと昇華させるファシリテーションの工夫を紐解きます。

③「稼ぐ力」の基盤となるプロジェクトの体制づくり

いくら優れたビジネスプランがあっても、地域の理解と協力なしに持続的な「稼ぐ力」は発揮できません。住民の暮らしを尊重しながら観光を推進するために、どのように体制を整え、新しい挑戦を地域に根付かせていくのか。移住者でありながら地域の中心となって活躍するお二人から、地域内コミュニケーションの極意を学びます。

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