【7月11日開催】農泊地域の経営高度化セミナー~食の高付加価値化

「うちの地域の食材は美味しいのに、うまく価値を伝えきれない…」
「食体験を企画しても、単発で終わってしまう…」
「食体験のコンテンツが作れない…」
地域の「食」を活かした取り組みで、そんな壁にぶつかっていませんか?

農泊地域を対象とした経営高度化セミナー、プレセミナーに続いて、具体的な課題解決を目指す連続セミナーが始まります。
記念すべき第1回のテーマは「食の高付加価値化」。
講師にお迎えするのは、地域の食文化を掘り起こし「雪国ガストロノミー」というブランドを作り上げた、一般社団法人雪国観光圏 代表理事の井口智裕氏です。

「美味しい」の先にある「物語(ストーリー)」をいかに紡ぎ、食の価値を最大化するのか。
単なる産品販売や食事提供に留まらない、地域全体で稼ぐための仕組みづくりの神髄に迫ります。
皆さんの地域の「食」の可能性を大きく広げる、またとない機会です。ぜひご参加ください。

目次

開催概要

開催日 2025年7月11日(金)13:30~16:30
方法 Zoomウェビナーを使用したオンライン開催
時間 13時30分~16時30分
※後日アーカイブ配信も行います。アーカイブ配信ご希望の方もお申込みフォームよりお申し込みをお願いいたします。

講師

今回講師としてお招きしたのは、一般社団法人雪国観光圏 代表理事 井口智裕(いぐち ともひろ)様です。
テレビ番組でも特集され、日本の観光地域づくりに革命を起こしてきたトップランナー。独自のマーケティング視点で次々と斬新な企画を打ち出し、経営危機にあった実家の旅館を予約の取れない人気宿へと変貌させます。
その成功に留まらず、井口氏は地域の「食」に眠る大きな可能性に着目。旅館仲間と共に「合同会社雪国食文化研究所」を設立し、地域の食文化を掘り起こし、商品開発や飲食店経営で事業化します。
さらにその視点は、一つの旅館、一つの会社から、地域全体へと広がります。周辺7市町村を束ねるDMO(観光地域づくり法人)「雪国観光圏」を創設。地域の歴史や風土から「雪国ガストロノミー」という唯一無二のストーリーを紡ぎ出し、エリア全体のブランド価値を劇的に向上させました。
その先駆的な取り組みは、観光業界の最高峰の栄誉である「ジャパン・ツーリズム・アワード大賞」や「観光庁長官表彰」を受賞するなど、国からも高く評価されています。
一経営者として、そして地域全体のプロデューサーとして。両方の視点から語られる「食を価値に変えるリアルな手法」は、皆さんの地域の大きなヒントになるはずです。

雪国観光圏のホームページはこちら→https://snow-country.jp/

講師プロフィール
1973年新潟県南魚沼郡湯沢町生まれ。Eastern Washington University経営学部マーケティング科卒業後、温泉旅館の4代目として家業を継ぐ。2005年に社長に就任し、「湯沢ビューホテルいせん」を「越後湯澤HATAGO井仙」として大幅リニューアル。2008年には周辺7市町村で構成する「雪国観光圏」をプランナーとして立ち上げ、その後15年間にわたり地元の事業者と共に地域独自の暮らしや文化を観光資源に変える取組を実践。2019年には南魚沼市にある老舗旅館の経営を引き続き、雪国を感じる古民家ホテル「ryugon」として大規模にリニューアル。旅館経営者と地域づくり法人の代表という2つの視点から、持続可能な新たな旅行の形を模索している。著書に『ユキマロゲ経営理論(2013年、柏艪舎)』がある。

講義内容

本セミナーでは、地域の「食」の価値を飛躍的に高めるための「コンセプト(ストーリー)」の重要性と、それを事業として成功させるための仕組みづくりを学びます。


<このセミナーでお伝えすること>
・地域の魅力から唯一無二のコンセプトを創る手法
→地域の歴史や風土に眠る宝を掘り起こし、顧客を惹きつけるストーリーを構築する具体的なプロセスを学びます。

・多様な事業者を巻き込み、地域全体で価値を高める仕組み
→農家、宿、飲食店、加工業者等が連携し、地域ブランドを共に創り上げる「雪国A級グルメ」などの事例から、成功の鍵を探ります。

・ストーリーを体現する「食体験」と「商品」の作り方
→コンセプトをお客様が五感で楽しめる体験コンテンツや、高付加価値な地域産品へと昇華させるためのヒントをお伝えします。

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